こんにちはアート吉祥寺の皆様。ご機嫌いかがですか?私は相変わらずです。
泣いてる日もあります、笑う日だってあります。という歌詞が中島みゆきの歌にあるのですが、特に私は涙を流すこともなく悠々自適に毎日暮らしております。どちらかというと快適過ぎて嬉し涙が流れるくらいで、正直一生このままでもいいかなと思っていたのですが、どうやらあと2週間ほどで我らが激戦地アート吉祥寺に出向かなければならないようです。社会の大変さと理不尽さには心が痛みますね。
つきまして12月に行われるアート吉祥寺展についての番宣的な文章をお送りしたいと思います。
今年の12月は待ちに待ったアート吉祥寺展がございます!皆様ご出品の準備はいかがでしょうか?
ずいぶん長い期間作品を発表する機会から遠ざかっており、久しぶりの展覧会です。久しく忘れていたあの気持ちを取り戻してみませんか?
もしかしたらこんなご時世ですのでやる気が出ない、描く気がしない、そんな気分になっている人もいるかもしれません。自分の経験でいえば描く気がしないとき、それを解消する方法は結局は描くことでしか解決できないと思っています。矛盾しているようですが手を動かして描いていくことによって気持ちが少しづつ動き出していきます。それが起きるまではわたしも基本的に描きたくない時は描きません。ただそのままだと半永久的に描かなくなってしまうこともあるので、展覧会などの区切りを設けて描かざるおえない状況に身を置くと嫌でも描くことになります。井上陽水も、なぜここまでヒット曲を作り続けられるのですか?とインタヴュアーに聞かれたら「締め切りがあるからですよ」と苦笑いで答えていました。
現在のような情勢により皆様色々思うことがあり、どのような思いを感じているかはわかりませんが、美術に携わることで解決できることがあれば私たちがお手伝いをさせていただきます。どんなことでもお気軽にお申し付けください。
その手助けをするのが我々講師の役目であり、そのために講師は存在しています。
私も10月に関西でトリエンナーレ形式の展覧会があるのですが現在一向に進んでおりません。安田先生、助けてくださ~い。
*以下巻末付録
『昨年の出品者にインタヴューしてみました。』出品者のお名前は個人情報保護のため仮名です。
中澤: 昨年初めてアート吉祥寺展にご出品ということでしたが展覧会に出品してみていかがでしたか?
A さん: いやぁ…、最初は出すのをすごいためらっていたんですけど、先生方の後押しで出してみて、いまは本当に出して良かったなぁ~って、心から思っています。
中澤: 具体的にどんなところがよかったですか?
A さん: まず運命の人に巡り合えましたね。
中澤: えぇ?
A さん: 婚活あきらめて、展覧会で絵でも描いて出そうかなって思ったら、いきなり。
中澤: それはそれはおめでとうございます…。ほかには?
A さん: 三億円があたりましたね。
中澤: 三億円ですか!?
A さん: はい、出品料を払ったときのおつりで帰りに宝くじを買ったら…
中澤: 当たっちゃった!いいことづくしじゃないですか!
A さん: そうなんですよ。
中澤: もう幸福緊急事態宣言ですね!
A さん: でもやっぱり一番の幸福はアトリエのみなさんと分かち合えた時間ですね。
中澤: お金じゃ買えない価値がある?
A さん: はい、プライスレスです。
中澤: ほかに出品に対しての注意点などはありますか?
A さん: そうですね、あとは早めのお申し込みをお勧めしたいですね。自分にプレッシャーをかける意味で。
中澤: 確かに!
A さん: 申し込み方法はスタッフの方がやさしく案内してくれますし。
中澤: 素晴らしい!
では、最後に出品を考えているみなさんに対して一言お願いします。
A さん: 私も最初はたいして上手じゃないので出品を躊躇っていたのですが初めての方でも全然大丈夫です。やさしく講師の先生方とスタッフがサポートしてくれます。まずはみなさん思い切って出してみましょう!
中澤: 三億円は当たる、フィアンセは見つかる、素敵な思い出は残る。ほかにも『腰痛が治った』『探し物が見つかった』『子供が司法試験に合格した』『全米が泣いた』など喜びの声が続々届いております(?)
A さん: 正直、出さない理由が見つかりませんっ!!
中澤・A さん: 休講明けはみんなでアート吉祥寺展に申し込みだ!!
完