アート吉祥寺展2022

武蔵野市立吉祥寺美術館にて「アート吉祥寺2022」を開催いたしました。

昨年12月に引き続き、コロナ禍での開催は2回目となります。前回よりも出展数、来場者数ともに上回り、充実した展覧会になりました。

◆準備・設営
美術館の展覧会では、事前に作品の写真を使って並び順などの展示シミュレーションを行い、当日にスムーズに設営できるよう準備します。
設営当日は、たくさんの方にお手伝いいただき滞りなく作業ができました。とは言え、作品を並べて見るとシミュレーションのイメージ通りにはいかないところも多く、再び講師と頭を悩ませることもありました。

設営班の皆さんです。

◆会場の様子
連作を含め90点に及ぶ点数もさることながら、例年以上に完成度の高い作品が並びました。出展者の中にはご家族やお友達をたくさん呼んでくださった方も多くいらして、作品の前で大いに盛り上がっていらっしゃいました。またご来場者には気に入った作品への投票をお願いしていましたので、それぞれのイチオシ作品を選ぶために熱心にご覧になっていたのも印象的でした。

◆各賞授賞作品

会期中は会場内で来場者の皆さんに「お気に入り作品投票用紙」をお配りし、お好きな作品に投票していただきました。以下、得票数上位の「新人賞」「奨励賞」「アト吉賞」、そして今回最も票を集めた「アト吉大賞」の作品になります。

【新人賞】
アート吉祥寺の展覧会に初めて参加した方の中で、多くの票を集めた作品です。

大塚さん「ボーダーレス【borderless】」(油彩)

【奨励賞】それぞれの画材で高評価を得た作品になります。

宮﨑さん「朝露を歩く」(日本画)

井形さん「MerryXmas!」(水彩)

荒さん「クリスマスの日」(鉛筆)

井口さん「ホワイトタイガー(写真模写)」(パステル)

【アト吉賞】
惜しくも大賞を逃しましたが、多くの票を得た5名の作品です。

植原さん「色づく冬の朝」(油彩)

大髙さん「アムステルダム」(油彩)

山内さん「思う」(油彩)

Aguchiさん「紡ぎ(つむぎ) 」(油彩)

野々さん「ぼくとまま」(油彩)

【アト吉大賞】
アート吉祥寺展2022で最も多くの方のお気に入りとなった作品です。

チャンさん「僕のお気に入りPlace」(油彩)

以下はアトリエオーナーが選んだ「特別賞」と、講師5名による投票で上位に選ばれた「講師賞」です。

【オーナー賞】

渡辺さん「この闇と光」(油彩)

【講師賞】
今回の講師賞は、アト吉賞とオーナー賞と同じ4名となりました。それだけ技術・アイデア・構成力が高水準だったことがうかがえます。

チャンさん・Aguchiさん・野々さん・渡辺さん

なお、受賞者はレッスンの休憩時間中に発表し、景品を贈呈しました。

まだまだコロナ禍が続き先行きが不透明な状況ですが、その中でも出展者並びに来場者の皆様のおかげで盛況のうちに終わることができました。今後も発表の場をご用意していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

◆『アート吉祥寺展2022』 12月1日~6日 吉祥寺美術館 ◆

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