昨年同様、今年もデッサン初心者のために、基礎的な知識と技術を学ぶ入門講座を開講いたしました。
一日目は、鉛筆などの用具解説から始まり、グラデーションスケールの作成を行いました。
二日目は、スライドを使って様々な遠近法を学び、基本的な透視図法や楕円の描き方など、デッサンばかりでなく絵を描く上でも大事な理論を学びました。
三日目以降は、最も基礎となる幾何形体の一つ、立方体を使って、デッサンの実技です。前回までに学んできた事の応用と実践になります。
単純な白い箱ではありますが、いざデッサンするとなると、結構難しいものです。初めのうちは形が思うように決まらず手こずっていた人も、3日目にはだいぶ慣れてきたようで、鉛筆のタッチも軽やかになっていました。
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ほとんどの人が立方体のデッサンは初めてでしたが、立体の捉え方や明暗の付け方などよく描けていると思います。
『イチからはじめるデッサン講座』 2017年11月19日~12月17日